ミネラルウォーター販売員のブログ
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さまざまなミネラル成分~カルシウム編~

【カルシウム(Ca)】
ヒトを含む動物や植物の代表的なミネラル(必須元素)
人体の構成成分として99%は骨や歯として存在する。

カルシウムは便や尿として体外に排泄されるため、これを補う最低必要摂取量として、
日本の厚生労働省は1日に700ミリグラム(骨粗鬆症予防には800ミリグラムを推奨)をしています。
また上限は2500ミリグラムですが、なかなか取れるものではないですね。
よく、お水の味で「重たい感じ」と表現されますが
カルシウムが多いほど「重たい」と感じる原因のようです。

~代表的な効果~
・骨や歯を強くする
・筋肉の痙攣(こむらがえりや手足けいれん)の緩和
・乳幼児の骨格異常の緩和
・骨粗鬆症・骨密度減少の予防
・イライラなど精神不安定の緩和

~その他の効果~
・高齢者における歯の損失の予防
・血液の凝固、動脈硬化を予防
・高血圧の予防
・心臓の動きを正常化させる
・脳の神経伝達を正常化させる
・血液濃度の正常化
等、効果に期待が持たれて、その他にも様々な研究がなされています。

さすが、必須ミネラル!!効果の幅も広く、重要性が高いですよね!
但し、カルシウムはマグネシウムと一緒に摂取しないと維持と効果が見込めないとされています

次回はカルシウムと一緒に取る「マグネシウム」のお話で・・・

ミネラルとは?

食品にはよく「ミネラル」という言葉を耳にしますが
ミネラルって一体なんでしょう?


ミネラル(mineral)という言葉は、mine(鉱山・鉱石など)に由来しています。
一般的には、地質学的作用により形成される、天然に産する一定の化学組成を有した無機質結晶物質という固体。

ミネラルは生体にとって欠かせない微量な栄養・元素です
地球上に存在する118種類の元素のうち、水素(H)、炭素(C)、窒素(N)、酸素(O)のように、たんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを除いた、114種類の元素をミネラルと呼びます。

日本においては厚生労働省によって 12 成分
(亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン)が
1日に必要な摂取量の基準を示されているほどで、食品の栄養表示基準となっています。

ミネラルの中で、ヒトの体内に存在し、栄養素として欠かせないことが確定しているものを必須ミネラルといいます。
必須ミネラルの種類は、今後の研究で必須性が証明されて、増えていく可能性があります。

また、動物の種類や性別、成長段階によって必要な種類や量は異なります。
体内では作ることができないため、食物などから摂取する必要がありますが、
それぞれのバランスが大切となります。

では、ミネラル成分の役割って一体なんでしょう?
次回はそれぞれのお話をしますね。


お水の硬度とは?

お水の味の決め手となりがちな硬度ですが
硬度って一体なんでしょう?


硬度 (こうど) とは、水に含まれる
カルシウム (Ca)やマグネシウム (Mg)(あるいは同じことだがCaイオンやMgイオン)の濃度をある方法で表現したもの。

硬水 硬度100以上の水を一般的に硬水と呼びます。
軟水 硬度100以下の水を一般的に軟水と呼びます。

ヨーロッパの水はほとんどが硬水であり、一方、日本の水は軟水がほとんど。
日本の水道水の硬度は100以下に抑えられていることが多いのは
硬水は日本人の口には馴染みがないからなんですね。

硬度さらに分け、特徴づけると
超軟水(硬度0~50)赤ちゃんやペットに与えるのに最適だが、ミネラルが少ない。
軟水(硬度51~100)日本人に口合う。飲料はもちろんお茶やお酒、料理に適している。
中硬水(硬度101~300)鍋物料理に適した水だが、風味に個人差が出てくる。
硬水( 硬度301~1000)健康飲料水として用いられる事が多い。
超硬水(硬度1001以上) ミネラル豊富だが体調の個人差に気をつけ少しずつ飲むもの。

また、余談ですが硬度が高いほど、石鹸が泡立ちづらくなります。
そして、硬度が低いほどミネラルは少なく、高いほどミネラルが高くなっていきます。

では、ミネラルって一体なんでしょう?
次回はそのお話をしますね。