はじめに

このサイトは缶バッチの製作について、作成料金はいどこが一番安いのかを比較したサイトです。雑貨店や飲食店などでは缶バッチを作って販促品、ノベルティとしてご利用されている方も多いかと思います。

缶バッジはどれも同じようにみえますが裏面を見ると安全ピンのものやダブルフックのもの、のの字ピンなどがあり形も違うようです。どれがいいのかどれは良くないのかなどもハッキリいってよくわからないと思います。そんなとろも比較の一つとして見ても面白いかもしれません。

缶バッチは激安時代に突入

最近は缶バッチの業者さんもたくさん増えてきているようで、どこも「格安」「激安」といったコピーが目立ちまます。はじめは日本製の缶バッチを使っていたので製作の価格や料金は安定していましたが、やがてアメリカ製や中国製などの製品が入り始めてから価格の低下がおきて「格安」時代にはいって、その後に参入業者が増えたことにより「激安」時代に突入していきまました。しかしこれは、デフレの影響も大いにあるでしょうから表からは見ただけではわからない部分なので見逃しがちですが、そういったところで缶バッチの作成料金も色々違っているようです。

最近の缶バッチの安さの背景

確かに調べてみると安いところが多くなったような気がします。以前は中国でないと作れない料金が日本国内でも可能になりました。これはどういうことでしょう。

これは、一つは缶バッジのマシンの普及にあると言えるでしょう。缶バッジのマシンは業務用でもそれほど高くなく、操作が単純なため誰でも簡単に扱えます。ある業者さんでは家庭用のインクジェットプリンターを使って印刷してダイカット(パチンと原稿をカットする道具)して缶バッチを作っているようです。業者さん向けの展示会などでは缶バッジマシンを販売している会社がデモンストレーションして見せてくれますが、操作はとても簡単でした。

もう一つは缶バッジのマシンの普及にともなう競争の激化でしょう。誰でも簡単に操作できる分新規参入の業者さんが増えて低価格化が起こっています。以前は缶バッジのマシンは日本の会社(ダイキ)だけでしか販売しておらず購入金額もかなり高かったのですが、アメリカや中国、香港といった海外製のものが国内に入ってきて安く手に入るようになりました。海外製の缶バッチマシンを販売する日本の会社で購入しても3万円~5万円程度で手に入ります。

安価な投資コストで参入できる缶バッチビジネス

缶バッチビジネスを始めるには缶バッジマシンだけでなく色々な道具が必要になりますが、それらの道具も比較的安価で手に入れることができます。必要な道具はマシンの他に家庭用のインクジェットプリンターやパソコン、イラストレーターやフォトショップなどの画像編集ソフトなどです。パソコンやプリンターは今の時代では誰でも持っているものでしょうから、少々高めの画像編集ソフトがあればとりあえず缶バッチビジネスは始められるでしょう。投資額にして20万円~30万円程度で新規参入できるビジネスです。それだけに参入者が後を絶たないのかもしれません。

缶バッチビジネスで挫折する人も

比較的低コストで簡単に参入できる缶バッジビジネスですがその分挫折するという人も多いようです。バッチマシンの構造は簡単ですが故障しやすく微調整が必要だそうです。表側の絵柄と裏のピンが平行になってなかったり、バッチにしわができたり、きちんとプレスできなかったりと色々な細かいトラブルがあるようです。そういったこともマシンの販売会社はフォローしてくれないという話も聞きます。100万、200万もするよう機械であればメーカーからのサポートが期待できますが、数万円程度の機械では売りっ放しでサポートもしないのが普通でしょう。そんなことからトラブルを解決できずに結局撤退してしまうという話もききます。ネット販売するならネットインフラやHTMLなどにも精通している必要もあるでしょう。一見参入しやすそうに見えますが案外難しいところもあるので、缶バッチ製作を請け負っている業者さんに頼むのが簡単かもしれません。