環境スペースと海外留学

環境スペースと海外留学

環境スペースが海外留学の魅力について紹介します。

いざ現地での生活が始まると文化や習慣の違いに直面するでしょう。
そこで今回は日本人留学生に起こりがちな貴重品関連のトラブルについて環境スペースが解説します。



■寮でも油断は禁物

日本は治安のいい国、というのはよく聞きますね。
女性だけで旅行ができたり、夜中に一人でコンビニに行けたり、落し物が戻ってきたり・・・日本ではごく普通のことでも海外ではそうはいきません。
そのため、海外留学をする際は服装や持ち物、街の歩き方など細かくレクチャーされます。
でも意外と気を抜いてしまうのが屋内での貴重品管理。
海外では寮の個室でも私物が紛失します。
紛失を防ぐには自衛するしかありません。




■貴重品はどうやって管理する?

まず、個室だからといって貴重品を出しっぱなしにしておくのは絶対にNG!
スーツケースに入れてしっかりとカギをかけておきましょう。
この時、貴重品をひとまとめにするのではなく、右ポケット・左ポケットなど、なるべく分散させて入れておくといいですよ。
カギは常に持ち歩くこともポイントです。
また、留学の際は南京錠かダイヤル錠を持って行きましょう。
寮によっては個室にカギのかかるセキュリティボックスが備え付けられている場合もありますが、カギがかかるからといって安心はできません。
備品であるということは必ず誰かがスペアキーを持っているということになります。
自前のカギを追加で取り付けておけば不安も解消できます。
外出の際は必ず貴重品をしまい、カギをかけて出ましょう。


■学校での貴重品管理はどうする?

貴重品の中には財布やスマートフォン、タブレットなど、授業で必要だったり、持ち歩いたりするものもありますね。
教室や食堂に置きっぱなしにすると間違いなく紛失します。
必ずバッグに入れて持ち歩きましょう。
この時、洋服のポケットに入れたり、バッグを肩にかけたりするのはNG!
すぐにスリ被害に遭ってしまいます。
バッグはショルダーバッグがおすすめ。
前掛けにしておけばスリ被害を防げますよ。


■財布はシンプルで安価なものが◎

せっかくの海外留学なので、財布はお気に入りのものを使いたいと思う人もいるかもしれません。
しかし海外では、人の目を引くものは極力持ち歩かないというのが暗黙のルールです。
目立つものや高価だとわかるものを持ち歩いているとスリに遭ったりトラブルに巻き込まれたりします。
財布はなるべく安価で目立たないシンプルなものがいいでしょう。
同様に、高価な腕時計やアクセサリーも避けた方が無難です。
紛失して困るものは現地に持ち込まず、日本に残しておいた方が安心ですよ。



個室だとつい油断してしまいますが、海外では日本の常識は通用しません。
しっかりと自衛してトラブルなく過ごしてくださいね。